性犯罪や性暴力の被害に苦しみ、悩んでいる方のために、(公社)やまがた被害者支援センターに専用の相談窓口「べにサポ やまがた」を開設しました。
このサポートセンターは、山形県をはじめ、やまがた被害者支援センターや県警察本部、県医師会や産婦人科医会、県弁護士会、県臨床心理士会など関係機関団体が加わって、性犯罪被害に遭われた方々への支援を強化しようというものです。
性犯罪をはじめ、DVやデートDV、性的嫌がらせなどのあらゆる性暴力被害に対して、ひとりで悩むのはもうやめましょう。
勇気を持って心のとびらを開き、お電話ください。
私たちがきっと力になります。
活動内容
電話相談・メール相談・面接相談
女性相談員が待機し、被害者等からの相談に応じます。また、ご要望に応じて面接相談を行ないます。(面接には予約が必要です。)
付添い支援
被害者等からのご希望に応じて、警察・裁判所・医療機関等へ付添い支援を行ないます。(付添いには予約が必要です。)
産婦人科医療機関の紹介・検査費用等の助成
急性期の被害者に対して緊急避妊措置、性感染症検査等を提供できる産婦人科医療機関の紹介を行ないます。
警察への被害申告をためらうことにより、警察の公費負担制度が適用されない被害者に対して、産婦人科医療機関受診にかかる初診料、緊急避妊処置料、性感染症検査料を助成します。
臨床心理士や精神科医、弁護士の紹介
性暴力被害者支援に精通した臨床心理士や精神科医、弁護士の紹介を行ないます。
また、臨床心理士や精神科医によるカウンセリング費用、弁護士相談の費用について、一部を助成します。
Q&A
Q. 性犯罪被害に遭って、警察に助けを求めたいが、警察署まで出かける勇気がない。相談にのってくれますか?
A. もちろんです。被害に遭われた方の立場に立って親身になって対応します。勇気を出してお電話ください。
警察署まで支援員が付添いすることも可能です。
Q. 数年前に性犯罪被害に遭い犯人は捕まったが、まもなく刑務所を出てくるらしい。恨んで復讐されないか心配で眠れない。どうしたらいいでしょうか?
A. それは心配ですね。犯人の出所時期は司法機関に尋ねる方法がありますのでご紹介します。また、睡眠障害も医療機関を受診されたほうがいいかもしれません。相談員がお手伝いしますので、ぜひご相談ください。
Q. 性犯罪の被害に遭った娘の事件で、犯人の裁判が開かれるそうです。傍聴に行くべきか迷っていますがどうしたらいいでしょうか。
A. ご安心ください。相談員が裁判所への付添うこともできますし、代わりに傍聴して結果をご連絡するなどの支援も行うことができます。